八支則
ヨガは「ポーズをとること」だけが目的ではなく それは Asana(アサナ) というヨガの一部にすぎないのです。
ヨガの本来の(古典の)目的~ それは 『解脱』 です。 解脱とは 身体と心、そして魂の調和。。。無空の状態 八支則のなかの 三昧(サマーディ) です。
それは人間が本来持っている 肉体や精神の質や能力を高め バランスをとり 心身ともに健康になり
『 幸せになること 』です!!
八支則はヨガの経典といわれている パタンジャリの「ヨーガスートラ」にある ヨガの根底にある教えであり この八支則を行っていくことで 解脱=悟り=Samadi(サマディ)=『幸せ』を目指します!
Eight Limbs/八支則 (Eight=Ashta, Limbs=Anga) (ヨガジェネレーションより抜粋)
1、Yama(ヤマ):他人や物に対して守るべき行動。道徳的基本。 Ahimsa(アヒムサ) 非暴力。肉体的暴力だけでなく、精神的、言葉の暴力なども振るわない。 Satya(サティヤ)誠実であること。嘘をつかない、正直になる。 Asteya(アステーヤ)盗まない。"他者から盗まない"だけでなく"必要以上の物を取らない" Brahmacharya(ブラーマチャリヤ) 欲望に溺れない。精神的、肉体的な全ての快楽を求めない。 Aparigraha(アパリグラハ) 物質欲にとらわれない、貪欲に物に執着しない。
2、Niyama(ニヤマ): 自分に対して守るべき行動。精神的に守ること。 Shaucha (シャウチャ) 自分自身の内側と外側(体と心)を常に清潔に保つ。 Santosha(サントーシャ) 必要以上の贅沢をしない。満足感を感じる。 Tapas(タパス) 鍛錬すること。精神修行。 Swadhyaya(スワディヤーヤ) 経典や自分自身に対する学びを深め、精神向上を行う。 Ishvarapranidhana(イシュワラプラニダーナ) 感謝の念、献身的な気持ちをもつ。神への祈念。
3、Asana(アサナ): ヨガのポーズ。アサナと共に意識を体の内側に向けていく。瞑想への準備。
4、Pranayama(プラナヤマ): 呼吸と体、心を繋げることに意識を向けていく。 意識的な呼吸を行うことにより自身に活力を与える。
5、Pratyahara(プラティヤハラ): 感覚の制御。外からの注意を五感から引き離し安定した精神状態を保つ。
6、Dharana(ダラナ):集中。完全な自分自身の意識の安定、一点に留め動かさない。
7、Dhyana(ディヤナ):瞑想状態。対象物に集中することもなく、深い静かな精神でいられる状態。
8、Samadi(サマディ):深い瞑想と融合しておこる悟りの境地 。至福の喜び。
Yama は やってはいけないこと Niyama は やるべきこと。
ぱっと見 当たり前のことだけれども それが できているか?と問われると
うぅ~ん。。。どうでしょう??
常に意識して気をつけることが 大事ですね!!
もちろんAsanaで 体をコントロールし
8つのステップ(八支則)で、幸せを~!!
一緒に目指しましょう!!